メンタル

仕事に行きたくないのは甘え?適応障害の手前で起きていること

朝、目が覚めた瞬間に「あぁ、また今日も会社か…」って思う。スマホのアラームを止めながら、布団から出るのが本当に重たい。周りの同期は飲み会で盛り上がってるし、上司ともうまくやってるように見える。なのに自分だけ、なんでこんなに行きたくないんだろう?

「これって、自分が甘えてるだけなのかな」
「みんな頑張ってるのに、自分だけ弱いのかな」

実は、これを書いてる僕も2年目のとき、全く同じことを思ってた。ある朝、突然呼吸がしづらくなって、そのまま会社を休んだこともある。当時は「自分が情けない」って自分を責めてばかりだった。

でもね、今だから言えるんだけど、あの時の「行きたくない」っていう気持ちは、甘えなんかじゃなかった。心と体が出してた、本当に大事なSOSだったんだよね。

今日は、過去の僕と同じように悩んでるあなたに、当時の僕が知りたかったことを伝えたい。「仕事に行きたくない=甘え」って決めつける前に、本当は何が起きているのか、一緒に見ていこう。

「行きたくない」のは甘えじゃない、心のアラート機能なんだよね

「仕事に行きたくない」って感情、これって実は脳が出してる防衛反応なんだよね。火事報知器が煙を感知して鳴るように、あなたの心が「今の環境、ちょっとキツイかも」って教えてくれてる。それを「甘え」って切り捨てちゃうのは、火災報知器を「うるさい」って言って止めるようなもの。

新卒1年目って、すべてが「初めて」だから、ある意味アドレナリンが出て乗り切れるんだよね。社会人になった高揚感、新しい環境への期待、「頑張らなきゃ」っていう緊張感。それが刺激になって、多少キツくても走れちゃう。

でも2年目になると、その刺激が薄れて現実が見えてくる。「あれ、このままずっとこれが続くのか」「思ってたのと違うかも」って。それが見え始めた時に、心が悲鳴を上げ始めるんだ。

僕も当時、「これくらいで弱音を吐くなんて」って自分を叱ってた。でも今思えば、あれは心が「もう限界だよ」って教えてくれてたサインだった。

厚生労働省の調査によると、20代の約4割が「仕事に強いストレスを感じている」って答えてる。つまり、あなただけじゃない。周りの同期も、表面上は元気そうに見えて、実は同じように悩んでたりするんだよね。

甘えと心の限界のサインは、全く別物。この違いを理解することが、自分を守る第一歩なんだ。

2年目特有の「期待プレッシャー」が見えない重りになってる

2年目って、めちゃくちゃ中途半端な時期なんだよね。1年目は「新人だから」で許されたミスも、2年目になると「もうわかってるよね?」「去年教えたよね?」って空気になる。このギャップが、想像以上にキツい。

特に「期待されて入社した」っていう自覚がある人は要注意。僕もそうだったんだけど、その期待に応えなきゃっていうプライドが、逆に自分を追い込むプレッシャーになる。

「期待外れって思われたくない」って必死だった。でもその”期待”って、実は自分で勝手に膨らませてただけだったんだよね。上司は別にそこまで完璧を求めてないのに、自分で「こうあるべき」っていうハードルを上げちゃってた。

上司からの詰めや指摘も、客観的に見れば普通の業務フィードバックなんだけど、心が疲れてる状態だと全部「自分はダメだ」っていう自己否定に変換されちゃう。「また怒られた」「自分は使えない」って、どんどんネガティブなループにハマっていく。

完璧主義の人ほど、このループから抜け出せなくなる。100点じゃないと気が済まない。ミスしたら自分を許せない。でも人間、毎日100点なんて無理だから、常に自分を責め続けることになる。

周りを見ると、同期は飲み会で楽しそうにしてるし、先輩とも仲良くやってる。後輩もできて、充実してるように見える。でもね、それって多分「見せてる姿」なんだよ。SNSと同じで、みんな元気な部分だけを表に出してる。内心どう思ってるかなんて、わからない。

誰にも弱音を吐けなくて、一人で抱え込んでしまうのが一番危ない。「こんなこと相談したら、情けないって思われる」「みんな頑張ってるのに自分だけ」って考えちゃうと、どんどん孤立していくんだよね。

適応障害の手前で起きてる3つのサイン

ここからは、マジで見逃しちゃいけないサインの話。適応障害って、いきなりなるわけじゃなくて、段階的に心と体が壊れていくんだよね。その手前で気づけるかどうかが、本当に大事。

身体的サイン

朝起きられない、頭痛や腹痛、食欲がなくなる(または逆に食べすぎる)、何時間寝ても疲れが取れない。こういう身体症状が出始めたら、赤信号。

僕の場合は、ある朝突然呼吸がしづらくなった。胸が締め付けられるような感覚で、「このまま会社に行ったら倒れるかも」って思った。それでもその日は「休むなんて甘え」って自分に言い聞かせようとしたけど、体が動かなかった。

今思えば、あれはパニック発作の一歩手前だったんだと思う。体が「もう無理」ってストライキを起こしてたんだよね。

感情的サイン

些細なことでイライラする、急に涙が出てくる、逆に何も感じなくなる(感情が平坦になる)。これらも、心が限界に近づいてるサイン。

特に怖いのが「何も感じなくなる」状態。楽しいはずのことが楽しくない、嬉しいはずのことが嬉しくない。感情がフラットになって、すべてが灰色に見える。これ、うつの初期症状だったりする。

行動的サイン

趣味が楽しめない、休日も何もする気が起きない、SNSをボーッと見続けるだけ、友達の誘いを断るようになる。

僕は土日も何も楽しめなくなってた。好きだったゲームも、友達と会うのも、全部が面倒くさくて。ただベッドで横になって、スマホを意味もなくスクロールしてるだけ。で、月曜日が来るのが怖くて、日曜の夕方から胃が痛くなる。

これらのサインが2週間以上続いてるなら、要注意。「一時的なもの」じゃなくて、慢性的にストレスが溜まってるってこと。

一番危ないのは、「まだ頑張れる」って思ってる時なんだよね。心って、限界ギリギリまで頑張っちゃう。で、限界を超えた瞬間に、ポキッと折れる。当時の僕は「これくらいで音を上げるなんて」って思ってたけど、今思えば完全にレッドゾーンだった。

「甘え」と「限界」の見分け方、知ってる?

ここまで読んで、「でも、これって本当に限界なのかな?やっぱり甘えてるだけかも」って思った人もいるかもしれない。だからここで、はっきり区別しておこう。

「甘え」っていうのは
– 一時的な気分の問題
– ちゃんと休めば回復する
– 選択肢がいくつかある中で、楽な方を選びたいっていう気持ち
– 身体症状はほとんどない

「限界」っていうのは
– 休んでも回復しない(休日明けも疲れてる)
– もう選択肢が見えない(どうすればいいかわからない)
– 身体症状を伴う(頭痛、腹痛、不眠、食欲不振など)
– 日常生活に支障が出始めてる

自分で判断しづらい時は、こう想像してみて。「もし3日間、完全に休んだらどうなる?」って。仕事のこと一切考えない、好きなことだけする、スマホも見ない。そういう完全オフの3日間を想像した時に、「それでも回復しないかも」って思うなら、それは甘えじゃなくて限界のサイン。

あと、他人の「それは甘えだ」っていう言葉、これ本当に気にしなくていい。その人は、あなたの心の中で何が起きてるか、何も知らない。ただの外野の声。

上司が「みんな頑張ってる」って言っても、その上司はあなたの睡眠時間も、朝の呼吸の苦しさも、休日の絶望感も、何も知らない。知らない人の評価で、自分の限界を決めちゃダメなんだよ。

今日からできる、心を守る3つのアクション

ここまで読んでくれて、「じゃあ、どうすればいいの?」って思ってるよね。大丈夫、今日から始められる小さなアクションを3つ紹介する。大きな決断は後でいい。まずは小さく始めよう。

アクション1:自分の感情を記録する

毎日、寝る前に3行だけでいいから「今日の気持ち」を書く。スマホのメモでもいいし、ノートでもいい。

– 今日一番しんどかったこと
– 今日ちょっとでも良かったこと
– 明日の自分に伝えたいこと

これを続けると、自分の感情のパターンが見えてくる。「あ、月曜日と木曜日がキツいんだな」「上司との1on1の後は必ず落ち込んでるな」とか。パターンが見えると、対処しやすくなるんだよね。

アクション2:「小さな逃げ道」を作っておく

逃げ道って言うと悪い感じがするかもしれないけど、これは「安全弁」のこと。プレッシャーがMAXになった時に、ガス抜きできる場所を作っておく。

– 有給を1日取ってみる(理由なんて「私用のため」でいい)
– 信頼できる人に話してみる(家族、友達、誰でもいい)
– カウンセリングの予約をしてみる(行くかどうかは後で決めればいい)

不思議なことに、「逃げ道がある」って思えるだけで、心が少し楽になるんだよね。追い詰められてる感覚が和らぐ。

僕の場合、心療内科の予約を入れただけで(まだ行ってないのに)、ちょっとホッとした。「最悪、ここに行けばいい」っていう選択肢があるだけで、気持ちが違った。

 アクション3:「期待に応えなきゃ」から降りてみる

これが一番難しいんだけど、一番大事。完璧じゃなくていい。70点でもOKっていう基準を、自分に許す練習をしよう。

上司の期待、会社の期待、自分自身の期待。全部に応えようとしたら、絶対パンクする。優先順位をつけて、「ここは手を抜いてもいいや」って割り切る勇気を持とう。

上司の期待より、自分の心の健康を優先する。これ、自分勝手でも甘えでもない。長く働き続けるために必要な、セルフケアなんだよね。

もし、これらのアクションをやってみても改善しない、むしろ悪化してるって感じたら、専門家に相談しよう。産業医、カウンセラー、心療内科。どれでもいい。

「専門家に頼るなんて大げさ」って思うかもしれないけど、風邪引いたら病院行くでしょ?心も同じ。専門家に診てもらうのは「逃げ」じゃなくて「賢い選択」なんだよ。

あなたの「行きたくない」は、心が出してる大切なサインかも?

「仕事に行きたくない」って気持ちは、甘えなんかじゃない。それは、あなたの心が「ちょっと待って、このままじゃ壊れちゃうかも」って教えてくれてる、大切なサインなんだと思うんだよね。

2年目のプレッシャー、周りとの比較、上司からの期待…全部、あなたが真面目だからこそ感じてること。でも、真面目すぎて自分を追い込んでしまうのは、長い目で見たら自分のためにならない。

今、この記事を読んでくれてるあなたは、「このままじゃダメかも」って気づけてる。その気づきが、最初の一歩。完璧に頑張らなくていいし、周りと同じペースで走らなくてもいい。あなたのペースで、あなたの心を守りながら、進んでいくのがいいよ。

もし今、本当に辛かったら、誰かに頼っても全然OK。頼るのも立派なスキル。

僕も2年目のあの時、もっと早く誰かに相談して、SOSを出せればよかったって思ってる。一人で抱え込まず。あなたの心と体を、一番大切にしてあげてほしい。