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【転職】異業界からの転職は大変?!実体験を踏まえて異業界への転職方法、メリットとデメリットを語ります

tiadです。

この仕事自分に向いてない。毎日苦痛だなぁ。別の業界に転職したい。

これ、数年前のtiadです。

今回は異業界への転職って実際どうなの?!やっていけるの?!って疑問に経験者としてtiadなりの回答をまとめてみます。

異業界への転職を考えている人は読んでね。

異業界への転職は大変です。

早速心折れそうな結論ですね笑。

異業界への転職はぶっちゃけ大変です。何が大変かというとまず入り口のハードルがめちゃくちゃ高い。

僕は元々医療系の営業の出身でしたが、本当はずっとファッションに興味がありました。

しかし、今まで服飾の学校に通っていたわけでもなく、服に対する知識が深いわけでもありません。

そんな人が急に全くの異業界である服飾業界に転職しようとするもんならまぁ受かりません笑。

そんで流石にこれは難しいと思って、でも結局自分のやりたいことって何?ってとこまで遡ると、自分でモノを作って売りたいってことでした。

それを実践するにはいきなり実店舗を構えるのはあまりにリスキーです。

というわけで行き着いたのがWeb業界です。

むしろファッション業界に行くよりも自分の夢を叶える上では近道じゃん!と目から鱗でした。

しかしまぁ異業界は異業界。見事にうまく行きません笑。

しかも僕は大学も専攻はメディカルで院まで修了したので人事担当からしたら尚更「はて?」ってなるわけです。

とは言っても異業種への転職を諦めろという訳では全くありません。

ちゃんと方法はあります。

長い目で見てキャリアを考える

そんな僕でしたが、実は営業していた時はかなり待遇もよかったので、転職後もそれなりの条件が整っているところばかりを探していたんですね。

しかしそもそも応募条件にすら当てはまらないし、そこに書いてある言葉すら知らない(Google Analyticsを使える、とか)。

というわけで、異業界へ転職するときにオススメしたいのはすぐに異業界の、しかも条件がいいところを狙わないことです。

特にWeb業界であれば、人もあまり足りてませんし、中には未経験者歓迎!なんて言っているところもありますのでおすすめです(往往にして条件がよくないですが笑)。

初期段階で大切なのはあなたのキャリアの中に、望んでいる業界の異業界の職歴を作ることです。

そこからまた転職すればいいのです。

その時はあなたの前職は望みの業界の職種になっていますから、転職は比較的楽になります。

今の業界がA、行きたい業界がBだとするとこんな感じです。

A業界(イマココ)→B業界→B業界

まずは望んでいる異業界(B業界)での職歴を作る→望んでいて且つ条件が整ったB業界に転職する。

はじめから条件のいいところばかりを狙わない。転職前提で転職すること。

こんな感じです。

このあたりは別記事でもまとめたのでみてね。

【異業界への転職】先を見越した転職はこうやって成功させる!求人項目の必須条件を参考にせよtiadです。 そういった方の疑問に答えます。 これを書いているtiadは高校時代は文系→バリバリの理系→営業職(メ...

ってなわけでここからは異業種、異業界への転職のメリット・デメリットについて書きます。

異業種への転職のメリット

自分の強みの幅が広がる

副業元年と言われた2018年。

副業解禁されたワーイってなる人と自分には関係ないって思う人、何パターンかいるかと思いますが、これはまさしく今後会社で一生見ませんよ、自分で稼いでくださいねっていうことかとtiadは思います。

人口も減少し続けているのでこれからは週に3日は営業として、残りの2日はエンジニアとして働くみたいな働き方も出てくるかもしれません。

優秀な人間の労働力をシェアするわけです。

もしそうならなくとも、例えばずっと同じ業界で牙を磨いてきた、スペシャリストだ!と言ってもその業界まるごと潰れたり機械に取って代わられるかもしれないわけです。

近年では銀行なんかがいい例ですよね。

そんな未来は遠くないと思いますので、今のうちに多様なキャリアを積むことはとても重要です。

複数の視点からものを見ることができる

例えば営業をしていた僕だと、ECに従事していても数字を作るってとこに強くこだわりつづけることができます。

目的は売上を上げるってところで共通しているので必要なスキルって実はそう大きく違わないんですよ。

お客様対応だって営業の頃からガンガン丁寧なメールを送っていたのでカスタマーサービス系の仕事だってあんまり迷わずにできちゃうわけです。

ゲシュタルトを構築することができる能力が見につくのも異業界転職の強みです。

初めて取り組むことに抵抗感が少なくなる

だって一日の大半を過ごす仕事ですら以前とは全く違うことをしてるわけなので、趣味とか副業とかでも新しいことにトライする上でその障壁っていうのはほとんどなくなります笑。

仕事の中身についてもそうで、新しいプロジェクトなんかもそもそも業界自体が自分にとって新しい世界なのである意味抵抗なくどんどんチャレンジできちゃいます。

希少な人材になれる

たとえば僕のいるところでは大体みなさん根っからのwebとかシステム系とか、すこし外れても雑誌の編集とか程度なんですよね。

そういうバックグラウンドの人は探せば結構いるはずなんです。

だけど医療系の営業やってweb業界にいる人ってそうそういません。

しかも僕の場合、高校は英語科で大学はメディカル専攻で6年学んでっていう時代があるのでそこを掛け合せると限りなく被る経歴の人は少なくなります。

今では本業で働きながら、英語を使って副収入を得ているし、本業でも海外のお客様がいるのでいざとなれはそこにシフトして新しい業務をすることもできるわけです。

それにやらないですが以前の営業に戻ることも可能です。

こんな感じでいろいろやっていると、それだけで特殊な視点をもつことができるし、自分の中での保険がたくさんできるわけです。

保守的な人ほど異業界にどんどんチャレンジすべきです。

だって食えなくなったらどうしよう?って心配すること、マジで無くなります。

異業種への転職のデメリット

最初は大変

良いことばっかり書いても参考にならないのでデメリットも書きますね。

それは、やっぱり最初は大変ってことです。

ただ、異業界からきた人を採用する場合、未経験でもokってことがほとんどなので、即戦力としての力は求められません。

そこに甘えつつもしっかり牙を磨きましょう。

特に最初の異業界への転職では修行するつもりで、できれば自分はこれをやった!と明確に言える仕事の担当や資格を持つといいでしょう。

実はこの大変さをクリアしてこそ、多方面での力が身につくってことでもあるので、そこは歯を食いしばって頑張りましょう。

必ずあなたの糧になります。

人間関係がダメなところにあたることもある

転職、とくに異業種への転職をすると、これまで身を置いてきた環境の人間たちと違うので最初は戸惑うかもしれません。

合わないこともあるでしょう。その状態が続くようならスパッと次に行っちゃいましょう。

人間関係が破綻している所は神経をすり減らすだけですので、初めて異業界へ転職するときは給料云々よりもスキルを磨けそうなところかどうかという軸で判断しましょう。

やっぱり業界ごとに人間って全然違います。

それを味わうのも僕は楽しいんですが、概ねその業界にいる人はその業界に飛び込むために生きてるというか、あと職種によっても違いますので結構それぞれ偏ってることが多い印象です。

給料が減る

これ、多くの人が頭を悩ませる問題ですよね。

僕も実際かなり減りました。

転職する前は福利厚生も充実していて、かつ手取りとしても他業界と比較すると多かったので、異業界への転職後は自由に使えるお金がなんと⅓に!笑

当時貯金もとくにしていなかったので生活レベルに合わせられなくて大変だったのを覚えています。

でもそんな生活を7ヶ月くらい続けていると少しずつ異業界の仕事にも慣れてきて、当時登竜門だった資格も社内最速で取得しました。

とはいえ給料も安く、とてもこれ以上成長できる環境ではなかったので早々に転職を決意、また自分を売り込む日々が続きました笑。

まとめ

いかがでしたか?

異業界への転職、総じて僕は悪くないと思います。むしろ迷っているくらいなら強くおすすめします。

大変なこともありますが、それを乗り越える時には既にマルチなスキルを持っている人材になっていると思います!

チャレンジあるのみです。

tiadでした〜。