tiadです。
今回は就活で出くわすであろうグループディスカッションなるものについて書きます。
tiadは新卒就活の時に数十社エントリーしましたが記憶している限りだとグループディスカッションで負けたことはありません!笑。
そんなtiadがお伝えするこの記事を読むメリットはズバリこちらの通りです。
グループディスカッションで評価されて通過するための方法がわかる
希望する企業の採用過程でグループディスカッションがある方は参考にしてみてね。
※メーカーの大企業〜中堅企業くらいの規模の就活を想定しています。
Contents
グループディスカッションとは
企業はインターンや本採用で取り入れる、応募者複数人で答えのない問い(事業を成功させるにはどうしたらいいか?のような議題からYes or Noを問うような議題まで様々)についてグループで話し合い、1つの結論を導いていく選考ステップの1つ。
大体は本エントリー→書類選考→グループディスカッションって感じがパターンとして多いです。
基本的には結論を出したらそのあと代表or複数人で発表って感じですが、大抵結論を出すまでのプロセスもジロジロ見られています。
グループディスカッションで勝ち残るポイント
そんなグループディスカッションですが、苦手とする就活生が多いのも事実。
勝ち残るポイントをまとめてみたのでぜひマスターして内定勝ち取っちゃってください。
①同じグループの人の名前を記憶する
これ意外と難しいんですよ笑。
もちろんメモを取っても構いません。ってか取りましょう。
名前だけだと誰が誰だかわからなくなるので机の絵でも書いて座っている位置に名前をメモしていきましょう。
学生の頃は誰も教えてくれないですが、例え緊迫するようなシーンでもメモを取ることって全然恥ずかしいことじゃないし、むしろきちんと話聞いてるなって印象になります。
新卒の頃、メモ取ってなくて死ぬほど怒られたのを思い出しました笑。
なぜグループの人の名前を記憶するのが大切かというと、すごく見せるためです笑。
名前を把握したら、わざと「○○さんはどう思います?」って感じで言ってみましょう。
1人だと心もとないので、「○○さんペン足りてます?」ってな感じで2人目の名前も呼んでおきましょう。
呼ばれた方は覚えてくれてる!だし、グループの人はやるなこいつって思うし、人事はコミュニケーションが取れる人間だなって感じでいいことづくめ。
メモをジロジロみるんじゃなくてあくまでもナチュラルに。役者になったつもりで振舞いましょう。
②タイムキーパー役に回る
大体グループディスカッションの前に、誰が何役をやるのか役割分担をします。
ここでタイムキーパーを買って出ましょう。役割分担がなかったとしても自らタイムキーパーしますと言いましょう。
慣れないうちはタイムキーパーしながら自分の意見も言わないといけないのでちょっと大変ですが、タイムキーパー優先で大丈夫です。
一見地味に見えるタイムキーパー役がなぜ大切か?それは実権を握れるからです。
言い換えるとグループディスカッションで最もオイシイところを持っていける可能性が高いからです。
グループディスカッションって、大抵はグループに1人はキャラの強い感じの人が居て、自分の確固たる意見を持っていて、自論を通してやるぜ!って人がいたり、ディスカッションすることに夢中になり過ぎて、たくさん発言して濃い議論してやったぜ!みたいな人が居るんですよね。
そんでそういう場合、大体議論が散らかります。そんな時こそタイムキーパーの真骨頂です。
議論が白熱して間違った方向に向かいそうな時こそ、
ってな感じで発言できればこっちのものです。ここまで出来れば素晴らしいと言っても過言ではありません。
・仕事において絶対守らないといけない(実際は守れていない)締め切りに関して私は高くアンテナを張っています
・限られた時間で結論を導かなければいけないことを私はわかっています
・しかも私は発言できていない人に発言するチャンスを与えるという視野の広さも持っています
この発言だけでこの3点を暗に示すことができるんです。
あと〇〇分しかないよ!なんてタイムキーパーじゃないと言えないですよね。他の人は他の人で役割をこなすのに精一杯なんだから。こんなにオイシイ役割ないです。
時間を計るのに気を取られて、もしも何を言えばいいかわからなくなってしまったら、直前の人の意見、あるいはグループで最もいい感じの意見を言った人と同じだと意見しておけばいいです。
「実は○○さんと同じで〜・・・」みたいな枕詞の後に、「理由は△△でして、まさに○○さんがおっしゃってた意見と同じなんです」みたいな感じであたかも元々私もそれ思ってましたくらいに振舞いましょう。
そんでそれ言っている間にちょっとでも何か付け加えられないか考えます。
最後に自分のオリジナルをちょこっと入れておけばこれであなたのターンはひとまず乗り切りです。あくまでも最終手段ですが笑(でも実際大体意見がかぶることはよくあるのでピンチの時は使っちゃいましょう)。
③時間を徹底的に守る
時間を守れないのは人事が嫌うポイントです。
一度、某大手メーカーで時間が来ても終わりと告げてくれず、「あれ、いいのかなぁ」って感じでディスカッションを続けていたら、
と言われたことがあります笑。
今となっては笑い事(違います)ですが、当時は戦慄しました。
何分まで、と言われたその管理も自分たちでやらなければなりません。
タイムマネジメント能力を見ているんだと思います。
んでもって終わったら終わったとしっかり発言すること。
自ら終わりました!と報告しに行くくらい出しゃばって大丈夫です。
前述したタイムキーパー役を買っていればこのあたりは自然とやらなきゃいけなくなるので自然と目立ちます。
ちなみに帰っていいよ、って言われたけどその選考は通りました笑。
④自論を通すことにこだわらない
これもタイムキーパーの項目で書きましたが、極端な話、自分の意見は他人と同じでもいいのです。
社会に出た時に1人でする仕事は稀です。
多かれ少なかれ、他人が絡んできます。そんな時に円滑に仕事ができるか?そんなところを見られているわけですね。
僕は実際に仕事をしていると納得しない限り相手の言うことに従うのは絶対に嫌ですが笑。とは言えしっかりと根拠を示した上であれば納得して動きます。
なので、自論に自信がある人こそ踏ん張ってしまいそうですが、それは実際にその会社に入ってからにしましょう。
グループディスカッションでは素晴らしい自論よりも、チームとして一つの結論を出すことを求められます。
自分1人よりもチーム全体を重んじるように意識して臨みましょう。
⑤最後に話す
これ非常に大切なポイントです。
出来れば前半は発言を控えるくらいの感覚が良いでしょう。
グループディスカッションというと、何か発言しなきゃと焦る人もいるかと思いますが、焦って出てきた発言にあまり良いものはありません。
一方、話すよりも他人の意見を聴くことに意識を集中している学生はそう多くありません。
しかし、グループで一つの結論を出さなければいけないグループディスカッションにおいては他人の意見を聴くことができるのは非常に重要です。
大体の確率で意見が分かれるので、Aさんはaと言っている、Bさんはbと言っている、Cさんの意見cがaとbを包括できないかな?などと考えを巡らせて最後にaの意見とbの意見と繰り返し、cの意見を言えばもうあなたの評価はうなぎ登りでしょう。
要は最後に話すことで、複数の意見を統合する役割を買うのです。
⑥代表としてグループの意見をまとめて発表する
タイムキーパーもやって代表として発表する役割も出来れば万々歳です。
しかし、タイムキーパーを決める段階で発表者も決めるようなら、人前で話すことに自信がある人は発表者、そうでない人はタイムキーパーをやりましょう。
ちなみに発表者を直前に決めるケースの場合、タイムキーパーとして上で述べたことができていれば十中八九あなたが指名されるはずです。
ポイントを細かく分解します。
みんなが議論している間も頭の中でプレゼンの練習をする
まだ自分が発表者になると決まっていなくても、自分がプレゼンするつもりでディスカッションの間も頭の中で練習しましょう。
大体議論の終着点は決まっているはずです。一部の人が駄々をこねているだけで。
大枠を想像しておいて、直前に決まったことを追加するイメージです。
慣れないうちはちょっと難易度が高いですが慣れです。数をこなしましょう。
他のグループの話も注意深く聞いて自分のグループの発表の時に他グループの主張も取り入れる
これも高度なテクニックです。
自分がCチームだとすれば、自分のチームと同じ意見だったチームの名前を出して「Aチームの意見でもあったように〜」みたいな感じで枕詞付け加えればOK。
「Aチームの意見に加えて更にCチームでは〇〇という意見もあり、XXという結論に至りました」みたいなことが言えればもっとOKです。
この人自分が発表者で緊張しているはずなのに、他のチームの意見もしっかり聞いていたの?!凄すぎ!ってなります。しかもAチームよりもさらに深い議論してんじゃんみたいな雰囲気になります。
更にもっと難易度が高いですが、Yes or Noの結論を出すようなグループディスカッションの時に、自分のチームとは敢えて反対意見のチームの意見をかりるテクニックも成功すれば最高です。使い方はこうです。
「Aチームの○○という意見はまさに裏を返せばXXとも捉えることができます」
聴衆がなるほどと納得することが前提ですので整合性が取れていないと難しいですが成功すればこっちのものです。反対意見すらひっくり返してこっちのものにします。
この時も絶対に制限時間内で話をまとめる
これは絶対に守らなければいけないポイントです。
今までのポイントが全部できていたとしてもこれが抜けていると評価は危うくなります。
就活中はクロノグラフ付きの時計を着用して、1分と言われたら1分、3分と言われたら3分、5分と言われたら5分で話しきれるようにしましょう。
大体この3パターンでしょう。1分未満で話すのはかなり難しいですし、かと言って5分以上だと複数グループがあるため多大な時間を要してしまいます。
間に合わないよりは時間が余ってしまう方が全然良いです。
5分って言われたのに2分で終わってしまったらあれですけど笑。
まとめ
いかがでしたか?
大切なのは各人の意見をまとめて限りある時間で一つの結論を出すこと。その指揮が取れて、一つの結論をしっかりとオーディエンスに伝えられること。
これに尽きるかと思います。
これを読んでくれている人の就活がうまくいって自分の望み通りの人生を歩む一歩となれば幸いです。
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tiadでした〜。