ゲイの話

ゲイだとカミングアウトする時のポイント

tiadです。

今回はカミングアウトについて書きます。

カミングアウトしたいけどどういうタイミングで言えばいいの?!引かれてしまわないか不安!誰か体験談とか聞かせてよ!

って方向け。

なので基本的にはカミングアウトする方向で内容を書きますが、カミングアウトをするしないはもちろん自由なので、カミングアウトはいいよ!した方がいいよ!って訳ではないのでそこだけよろしくぅ。

僕はカミングアウトして良かった派


さて、さっそく掘り返すようですが、結果として僕はカミングアウトして良かった派です。

なぜかというと周りの人が受け入れてくれたから。

というかまぁ受け入れてくれる人を選んでカミングアウトしてるってのもあるのかなと思います。

このあたりの見極めるコツは後述します。

数年前から徐々にカミングアウトし出して今は高校や大学の仲のいい友人、これまで働いた会社の一部の人は僕かゲイであることを知っています。

カミングアウトすると何が良いかというと嘘つかなくて済むことと恋愛の話が楽しくできるってことです。

ストレートの男性にゲイの恋愛の話をするってすごい新鮮じゃないですか?

しかも恋愛についての自分の考え方とかって、すごくパーソナルな部分だと思うんですよね。

そんな深い部分をさらけ出して話せるのはとても気持ちが良いです。

んでもっと仲良くなれます。

カミングアウトする相手とタイミングの重要性


この人にならカミングアウトしても大丈夫かな、なんて思える人が出来たらとても幸せなことですよね。

女性は大丈夫なことが多いです。

普段の会話の中でそういった話題になった時の反応をよくみておきましょう。

その時に別にいいんじゃない、って感じなら大丈夫かと。

思いっきり気持ち悪がる人もいますのでそういった場合はわかりやすいですね。

カミングアウトしても大丈夫な相手かどうかは言ってもいいと思える相手と感じるほど信頼しているのであれば受け入れてくれそうかどうか自然とわかってくるハズ。

実はそれ以上に大切なのはカミングアウトするタイミングです。

例えば極端な例だけど意外とあるのが初対面からのカミングアウト。

正直これはおすすめしません。

それ以降のあなたの行動が全てゲイというフィルターを通して見られがちです。

もっとも相手がそんなことする人でなければいいのですが、初対面ではそんなことわからない場合がほとんどですよね。

メリットよりデメリットの方が多いんじゃないかなぁと思います

僕の場合だと、大学4年くらいのときにカミングアウトし始めたわけですが、その一年間はカミングアウトイヤーと決めて少しづつカミングアウトしていました。

大学では試験の時は死ぬほど勉強したけどそれ以外はすこぶる遊びまくってました。

そんなふうに苦楽を4年間も共にしてきた相手なら大丈夫かなと思って。

まずは周囲の同じ学部の大学の友達から。

女性から初めて次に男性、という順番でカミングアウトしていました。

その後、高校の頃からずっと仲良くしていたいつものメンバー、こっちは全員男性でしたが、電話で伝えました。

中々言い出せず長電話になってしまいましたが、アルコールの力を借りて言っちゃいました笑。

結果は基本的にみんは快く受け入れてくれました。

驚く人もいればへぇーって感じの人とか、やっぱねーって言う人とか反応も様々。

ただ、一人にはこう言われました。

今聞けてよかった。あの頃(高校)だったらどうだったかわからない。正直引いてたかも。

まさにタイミングが大切だと感じた瞬間です。

今思い出しても危なかったなーと思います。

今では彼氏ができたよって報告したりしています笑。

タイミングタイミングって言ってますが、このタイミングには二種類あって、1つはこちら側の要素が絡むタイミング、もう一つは相手側の要素が絡むタイミングです。

こちら側の要素、と言っても厳密にはこちら側が相手側に与える要素と言ったほうがより正確かもしれません。

自分という人間をまずは知ってもらう。

そしてゲイだというフィルター無しで一度見てもらう。

この間に信頼関係を築きます。

その後に実はゲイなんだと打ち明けるとすんなり受け入れてくれることが多いです。

これがこちら側が相手側に与える要素が絡むタイミングです。

一方で相手側の要素が絡むタイミングとは先程のケースのように向こう側にそれを受け入れる準備が整っているかどうかにあります。

それは人生経験なのかもしれないわけですね。

昔のタイミングだったら受け入れられなかったけど今なら受け入れることができる。

もしかしたら、何か嫌な経験をして逆のパターンもあるかもしれません。

いずれにしろタイミングは特に大切です。

もし受け入れてくれなかったら?


もし受け入れてくれなかったら、そん時はそん時です。仕方ないです。

でも正直、ぶっちゃけ、このご時世に同性愛だから受け入れないなんて考えの人ってあまりにも前時代的だし、教養が足りてないんじゃ・・・と思っちゃいますね。

個人的にはですが。

だからそんな人とはそもそもそれ以上仲を深めようと思わないのがいいと思います。

きっと信頼できる、尊敬できる、一緒にバカできて且つ自分のセクシャリティを受け入れてくれる人はいるはずです。

セクシャルマイノリティという側面を内面を磨くドライビングフォースに変えていきましょう。

そうすれば自分も素敵な人間になって周囲も受け入れてくれて万々歳!

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まとめ


カミングアウトする上で大切なのはタイミング。

自分のタイミングもそうだけど相手側のタイミングも仲を深めながら見極めよう。

正直カミングアウトできるとすごく楽になりますし、受け入れてくれたらもっと仲良くなれます。

ただ、あくまでもカミングアウトするしないは自由ですし、僕も何がなんでもカミングアウトしなきゃって思ってるわけではありません。

相手とタイミングを選びながらうまくやっていきましょう。

tiadでした。