tiadです。
つい先日、大学・大学院生活を過ごした土地に久しぶりに行ってきました。
当時を振り返りながら大学生活の思い出に浸っていたところ、ふとこんな風に思っていたことを思い出しました。
ということであの頃の自分が「わかる〜」と共感できるように昔を振り返りながらまとめてみたいと思います。
Contents
理系の大学生活はハードモード
僕はメディカル系だったんですが、他の工学部あたりの理系学部の友人も同じように大変そうでした。
なにが大変かというとですね。
◼️鬼のような定期テスト
◼️1年間以上の学生時代を捧げる研究室生活
この2点です。
鬼のような定期テストの難しさ
大学の理系学部の定期テストは難しいです。
わかりやすく表現すると、大学受験二次試験レベルの難易度が中間・期末でやってくるみたいな感じです。
テキトーに講義とか受けてると下手すると1問も解けない、そんな世界です。
試験の前はみんな寝不足でミイラのようになります。
僕の友人は試験中、お手洗いに立った後トイレまでの道のりで気を失ったりしてました。
定期テストの乗り越え方
そんな定期テストですが、ただの苦労話で終わってもよくないので乗り越え方も書きます。
結論から言うと友人と協力することです。
tiadが学生の頃は、期の始めに、Aの科目はaさん、Bの科目はbさんといった感じで担当を割り振って、それぞれが試験前・中だけでなく、普段の講義も含めて責任をもってスペシャリストになるという体制です。
もともと試験関係になると先輩とのつながりが強い人(過去問をもらえる)や、とにかく頭がいい人だけが搾取される側になって消耗してしまうので、Give & Takeの関係を保とうということでこの体制になりました。
まじで情報を持っていくだけ持っていく人もいますので・・・笑
これをTake & Escapeと呼んでいました。
普段は後ろの席に座っていても担当の科目となれば一番前の真ん中、居眠りしようものなら他の科目担当の友人から厳しい目で見られる・・・そんな感じでお互いに切磋琢磨していました笑。
これ、今思ってもとても有効な方法だったなぁと思います。
少なくとも自分の担当だけでも責任を持って取り組む。社会に入るとそれぞれの役割が決まっていますからいい予行練習にもなったかなぁと思います。
何より効率がよかったです。
とてもじゃないけどあの量の内容を1人でこなすのは困難でした(1科目のテスト範囲が1000ページとか)ので、あの時のメンバーには本当に感謝です。
こちらもあわせてどうぞ。
1年間以上の学生時代を捧げる研究室生活
理系の学生が避けて通れない研究室配属。
文系の方でいうゼミですね。
より専門的な内容になる&一日の大半を過ごすので研究室選びを間違えるとえらいことになります。
研究室配属という入社並みのビッグイベント
ということで研究室配属は超ビッグイベントです。
この先1年間あるいは院に進学するとなると数年間はそこで学生生活の大半を過ごすわけですから(院で研究室を変えるという選択肢もありますが、大学によって院で研究室を変えるのが一般的じゃないところもあります)。
配属方法は様々だと思いますが、tiadの時は”成績順に自由に選べる”でした。
なんて実力社会。正当だと思います。
毎年ここでもめることも珍しくありません。
実際に研究室に配属されて後、来なくなった人も何人も見てきました。
そのくらい研究室との相性は大切です。
社会にはまだ出ていないけど入社みたいな感じです。
事前に見学に行くなどして入念に調べておきましょう。
9時〜18時というさながら社会人さながらのコアタイム
tiadの時は大抵コアタイムが決まっていて、だいたい9時〜18時で設定されているところがメジャーでした。
いや会社かよ!!!!
中にはコアタイムがないなんて素晴らしい研究室もありましたが稀でしたね。
自分で自分を律することができない人は大変そうでした。
しかも実際には18時ジャストに帰宅〜なんて人は少数で、先輩には毎日夜遅くまで残っている人もいたし、tiadも研究やセミナーの関係で日をまたぐことも珍しくありませんでした。
研究しながら単位も取らないといけないハードモード
そんな研究室生活(主に研究やセミナー、学会参加など)を過ごしながら、さらに講義の単位も取らないといけません。
控えめに言ってハードモードです。
研究室一旦終了→アルバイト→また研究室なんて生活を送っている友人も居ました。
今これ書きながら思い出してやばいなぁとしみじみしています笑。
会社の飲み会並みに面倒臭い研究室行事
これも研究室によりけりですが、ボス(教授)や上の先輩が飲み会のような行事が好きな場合は要注意です。
頻繁にそういうイベントがあるので苦手な人はちょっと考えたほうがいいでしょう。
tiadは飲み会は大好きですが、気を使う飲み会は大嫌いなので堂々と断っていました。
なので気にせず断れる!って方はあまり気にしなくていいかも。
本当に学びたい学問を学ぶべし
とまぁマイナスなことばかり書いていますが、本当に学びたい学問であれば体力的に大変だと思っても、あくまでも主体的な姿勢を貫けるはず。
人生における大切な20代の前半をこれだけ使うので本当に学びたい学問を学びましょう。
社会に出てひしひしと感じるのは大学でどんな専攻を学んでいようと正直専攻自体はあまり関係なくて、あくまでも専攻は材料であって、学問する上での取り組みそのものが自分の財産になります。
tiadが就活した時はなんだかんだで専攻分野を重視されてある意味キャリアに制限がかかることもありましたが、昨今の時代の流れを見ているとそのあたりも徐々に変わっていくでしょう。
将来お金になるかどうか?なんて後から考えればいいのです。
自分が心からやりたいと思う分野を思いっきり学ぶことをおすすめします。
こちらはtiadが心から、大学生の早いうちに読んでおきたかったなぁ〜という本です。
まとめ
いかがでしたか?
思い返してみると大変だったなぁと思います笑。
でもあの頃の取り組みがあったからこそ今の自分があります。
学生の頃と比べると社会人めっちゃ余裕と言う友人も数多くいます。
人生の夏休みとは言えないですが、思いっきり学問するには適した環境と言えますね。
これから大学生になる人の進路選択の参考、あるいは理系大学生活真っ只中の方の息抜きにでもなれば幸いです。
tiadでした〜。