tiadです。
2020年春卒業の学生を対象とする採用選考がついに先日解禁されましたね。
今回は初めての就活をする昔の自分に向けたつもりで、就活に対する心構えをまとめてみたいと思います。
ネタバレすると、目の前のことばかりにとらわれ過ぎず、考え過ぎず、長期的な目線を持ってそもそも1つの会社に勤め続けるという視点は捨てよう、です。
深掘りします。
人生を捧げるつもりで仕事を選ぶにはあまりに経験不足
大企業に入って一生そこで上り詰める!なんて意気込むのも良いですが、例え今はそう思っていても、実際に仕事をするまでわかりません。
実際の業務もそうですが、会社のやり方やそこで働いている人の雰囲気など、大企業であればあるほど、いくらOB訪問等をしても得られる情報はたかだかしれています。企業研究や説明会もそうです。
そもそも大企業の場合だと、配属部署によって全くカラーも違ったりします。
なので実際に仕事を始めるまで、その環境の空気は味わえません。
強いていうならインターンでしょうか。インターン生として、数ヶ月そこで実際に働いた、その上でここでやっていけそうだ、と感じるところなら行っても良いでしょう。
しかしインターンの応募は通常の選考よりも厳しいです。
リターンを考えながら臨みましょう。
そもそもこれまで社会経験がほとんどない大学生が、ここで一生過ごしていきたい!と思えるような職場を見つけるにはあまりに経験不足です。
新卒の頃から転職も視野に入れる
一生を捧げる仕事を見つけるには大学生は時期尚早だと言うことなんですが、「じゃあどうすれば良いの?」って話です。
答えは、新卒の頃から転職を視野に入れる、これです。
まずはファーストキャリアでこのスキルを身に付けて、それを強みに次の職場に年収をUPさせつつ転職する、そんな考えを新卒の頃から持っている人は稀です。
しかし、これからの時代、そういった長期的な目線で仕事を捉えることは非常に大切です。
AIが発達し、かつて専門職と呼ばれた人たちも、この先単一のスキルでバリバリやっていくことが難しくなるのは明らかです。
社会に出て数年もすれば・・・
マーケティングのスキルや経験がある人はたくさんいます。
営業マンとして経験を積んだ人はたくさんいます。
マネジメントの経験がある人もいるでしょう。
しかし、この3つを同時に備える人はどのくらいいるでしょうか?
スキルの掛け合わせで市場価値はどんどん高めることができます。
新卒の段階から、自分はAというスキルとBというスキルをもってこういう風に働きたい!と大まかでも良いので計画を立てておくことをおすすめします。
そして、その未来が現実になるには今どの職種に就けば良いのか?これを考えながら就活するとまた見え方も変わってきます。
例え入社してその計画が変わっても良いのです。また練り直せば良いんですから。
人生100年時代。気長に生きよう。
人生は100年時代に突入すると言われています。
この先、平均寿命がさらに伸びるのは明らかでしょう。
リタイアの年齢が80歳まで引き上げられるとしたら?
40歳になったとしても、大体社会人生活の約1/3が終わったところです。
そう考えるとずっと同じ職種で働き続けるのって、逆にしんどいですよね。
相当特殊なスキルを持っていないと、ずっと単一の職種しかしない人材はむしろ機械に取って代わられてしまうのではないでしょうか。
なので、新卒の頃から、「これからの道のりは長い、どんな風に生きたら楽しいかな?」
「社会人生活の 1/3はIT企業で働いて、1/3は海外にでも行って、1/3は地域に密着した働き方をしよう。」なんて構想も思い浮かべるべきです。
そんな風に考えると少し気が楽になりませんか?
むしろ就活を楽しんでやろう、くらいに思うのも良いと思うんです。
なんなら自分は会社に勤めるという働き方ではなくて、フリーランスとして生きていく!なんて考え方も全然アリです。
人生は100年もあるのですから、あまり気負わず、こんなスキルとこんなスキルを掛け合わせたら面白そうだ、自分も興味を持てそうだ、そんな感じで良いと思います。
まとめ
いかがでしたか?
就活というとどうしてもネガティブな感情が付きまといますが、視点をズラしてむしろポジティブに、もっと気軽に考えてみませんか?
どんな仕事もやってみなきゃわからない、これに尽きます。
あまり堅く考えず、就活を攻略するつもりで取り組みましょう。
tiadでした〜。