tiadです。
思考停止になるタイミングは人生に常に付きまといます。
今回はそんな思考停止について原因と改善方法をtiadなりにまとめます。
もしかして思考停止してる?って方はご覧ください。
Contents
思考停止になるタイミングはいつ?
考えてみれば、人生で思考停止になるタイミングはたくさんあったなぁと感じます。
学生時代まで遡ってみます。
学生時代の思考停止
義務教育から大学生まで、思考停止になるタイミングは存在します。
基本的にみんなと同じ方向を向いていれば怒られることはないので、とりあえずみんなと同じ方向に向かいます。
比較的自由にできる大学生でも十分に思考停止になり得ます。
特に同じ学部の仲間としか付き合わない人は要注意です。
サークルの仲間やアルバイトの仲間、学外の人とちとも積極的にやり取りしましょう。
ここで言う外の世界とは、自分が所属する学部外、大学外、県外、できれば国外まで広げるのが良いでしょう。
社会人の思考停止
社会人になってからは、この思考停止具合はさらに加速するように見えます。
特に大きい会社に入れば入るほど、会社の方針が染み付いていて、すっかり会社の戦士になってしまいます。
よく、どんなに優秀な人でも会社に入って3年もすればただの人になるという表現がありますが、まさにそれです。
優秀な学生がサラリーマンになってしまうのは、本当に社会の損失だよなぁ、と感じる今日この頃。半年で辞めるならいいんですが、そのままずるずると2〜3年働いて、社畜根性をスクスクと育てて、スキルも伸びず、面白くない人間になっていくんですよねぇ…。
— イケハヤ@YouTube登録10万人 (@IHayato) December 25, 2019
tiadが新卒で入社した会社はいわゆる大きな企業でしたが、上司たちは口を揃えて、まるでまじないかのように、自分のやっていることは正しい、と言い聞かせてました。
でも新卒で入ってきた僕はいつも不思議で、「本当に正しいのかな?」「よくよく考えたらやっぱり違くね?」と毎日感じていました。
ある時尊敬していた先輩が、僕に教えてくれました。
もちろん、この先輩のように、常に自分の頭で考えて思考停止じゃない人もいます。けれども数としては非常に、ごく稀です。
僕は社会人になって、いろんな人と出会いましたが、本当に100人に1人くらいだと思います。思考停止してない人の割合。
思考停止の原因
そんな思考停止の原因について考えてみましょう。
思考停止の原因は”みんなと同じことをしていればとりあえず大丈夫”
この大丈夫はすなわち現状維持に繋がります。
思い返してみてください。
大学生の頃、受講する講義を決める時に、「とりあえずみんなが取るから自分も。」とか、「とりあえず周囲がバイトするから自分もバイトを始める」とか、高校生の時だって、進路決定の時に、まだ決まっていないからと言って自分以外の多くの人が希望する進路をとりあえず選んだりとか。
とかく、この”とりあえず決めなければいけない”時に、ヒトは他人と同じ選択ばかりしがちです。
会社に入ってからもそうじゃないでしょうか?
上司がこういうからとりあえずそうする。
そこに自分の思考はないわけです。
なので、ちょっと突っ込まれるとさっぱり訳わからなくなる。
終いには「上司がいうので」という思考停止アンサーが出てくる訳です。
もちろんサラリーマンになると、組織として動かなければいけないので上司の言う通りにしなければいけないケースはあります。と言うかそんなんばっかりです(だからサラリーマンは思考停止します)。
ただ、大切なのはそこでも「なぜこの結論に至ったのか?」「自分だったらどう考えるのか?」「この結論を支持する情報は他に何があるか?」「万が一逆の方向に向いたときはどんな戦略が取れるのか?」そう言ったことを自分の頭で考えておかなければいけません。
なので、思考停止になる機会が多いサラリーマンこそ要注意なのです。
特にスキルがなくて年功序列でなんとなく上のポジションに着いた上司がいる職場は危険です。
基本的に自分を保守することに考えがよりがちなので、どんなに成果をあげても横取りされるか潰されるか、無視されるか、何かしらネガティブなアクションをしてきます。
そう言った上司は上司自身が思考停止なので、上司の上司の指示を言葉そのままに受け止めて下に流すだけで、ただの伝書鳩状態です。
なので下から具体的な話をされた時も、上に一度確認する、と言っていつまで経ってもプロジェクトは進みません。
自分で考えることを忘れてはいけない
そんな恐ろしい思考停止ですが、これを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。
言わずもがなですが、「自分で考えることを忘れてはいけない」これに尽きます。
しかしながら、先述した通りサラリーマンは常に思考停止の波に晒されています。
そんな状態で自分で考えることに強くこだわり、抗える人は少ないでしょう。
ではどうしたらいいのか?と言うことで具体的な方法を深掘りしてみます。
大多数の道から逸れる
逆張りとも呼ばれたりするあれですね。
大多数とは敢えて真逆の方向を行きます。
そうすると、否が応でも自分で考えて行動せざるを得なくなります。
なぜなら周囲に参考になる人がいないから。
自ら道を外れるのももちろんありですが、仕方なく大多数のコースから外れざるを得ないこともあります。
僕の場合は、大学の休学がそれでした。
その時の話は下記に詳しくまとめています。
当時は休学せざるを得ない状態になった時、悲観することもありましたが、それがあったから自分で考えて行動することの大切さを学ぶことができました。
と言うことで大多数の道から逸れるのは手っ取り早く思考停止から脱却出来る良い機会になるのでおすすめです。
社会人になってからでも出来る大多数の道から逸れる方法を下記にまとめてみます。
(今とは全く異なる業界・業種に)転職する
新しい分野にチャレンジするために、思い切って他の業界に転職してみるのがいいでしょう。
僕も製薬業界→Web業界と全く異なる業界を跨いだキャリアを歩んでいますが、周囲にそんな人はいないので、自ら考えて行動せざるを得ませんでした。
「いきなり転職はちょっと・・・」とか、今の業界に満足していると言う方は、例えば新しいプロジェクトに積極的に手を挙げてみたり、部署異動のチャンスを狙ってみたり、はたまた仕事ではなく、プライベートで新しい分野のことを学んでみてもいいでしょう。
大切なのは人生をルーティン化しないこと。
何か目的があってルーティンを積み重ねるのはいいですが、何も考えず、指示されたことを受け止めるだけのルーティンなら思考停止まっしぐらです。
積極的に新しい分野、今とは異なる分野に手を出しましょう。
異業界への転職については下記でもまとめたので興味のある人はみてね。
副業する
最も効果のある方法ではないでしょうか。
副業すれば自ずと自分で考えざるを得ません。
しかしここで言う副業は、例えば本業の空いた時間にコンビニでアルバイトするといったような類ではありません。
しかし、多くの人にとって起業と言うとかなりハードルが高いように感じるのはないでしょうか?
また、何もいわゆる会社をおこして、事務所を構えて、従業員を雇って・・・などと言うつもりもありません。
自分自身のサービスを作るのです。
決定権も自分にあるので、自分で考えた通りにPDCAを回すことができ、オリジナルの知見が蓄積されることでしょう。
自分の得意な分野に関するブログを書いてみる、好きなものの写真を撮ってインスタグラムで発信する、レクチャー動画を撮ってYoutubeにUPする、これも全て自分のサービスを持つことに繋がります。
今の時代は個人が情報を発信できる環境が整っています。
これを活かさない理由はありません。
どんな形態であれ自分が主体で行っていれば、自然と頭を使わなければなりませんから、思考停止することはありません。
また、そこで得られた知見を本業に活かすこともできますよね。
一石二鳥です。
まとめ
いかがでしたか?
思考停止は常に付きまといます。
でも、これからの社会人生活は思考停止していては厳しい人生になります。
自分の頭で考えることを忘れずに、令和の時代をサバイブしましょう。
こちらも併せてどうぞ。
tiadでした〜。