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大学院から研究室を変えたい人に伝えたいこと【経験者が語る】

tiadです。

大学→大学院進学の時に、めちゃくちゃ悩みました。

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大学院進学のタイミングで研究室変えたい・・・でもまたイチから別の分野なんて不安だなぁ

ということで、今回は研究室の変更についてまとめたいと思います。

研究室は変えてもいいし、大丈夫

結論です。

研究室は全然変えてもいいし、変えても大丈夫です。

むしろ悩むくらいなら変えましょう。学びたい分野が他にあるのなら、今の研究室がキツイのなら、変えてしまいましょう。

おそらくこれを読んでくれている人の所属するところは、大学→大学院のタイミングで研究室を変える人がほとんどいない環境にいるかと思います。

しかし、これはある種大学のカラーであり、大学院進学のタイミングで研究室を変えることは大学によっては一般的なこともあります。

何より現状を変えたいと思っているのに、大学のカラーもクソもありません。

授業料を払って学んでいるので変えたければ自分の意思に従って変えましょう。

tiadは大学院進学のタイミングで研究室を変更しましたが、ちゃんと修了しましたし、学会にも出させてもらったし、変えて後悔したことはありません。

勉強したことは全然無駄にならない

とは言ってもやっぱり不安になりますよね。

大学3年生ないし4年生から配属になったとして、少なくとも1年は今いる研究室で学んだので、またイチから他の分野を学ぶなんて・・・。と気が遠くなる気持ちもわかります。

大学の研究室は、似通った研究室もありますが、本当に同じ学部なの?って思うくらい違うことを学ぶ研究室もあります。

これまで学んだ分野と近い分野の研究室ならまだしも、全く方向性が異なる研究室への移籍を考えている人は躊躇することでしょう。

でも大丈夫です。
そもそも今いる研究室で学ぶべき大切なことを学問する上での考え方のコツというか、型みたいなものです。

と言うかそれは大学を通して言えることです。どんなことを学ぶのか、題材テーマはあくまでも題材です。

その題材を通して、考え方を学ぶのです。

なのであなたが今まで苦労して論文を読んだり、夜な夜なセミナーの準備をしたり、実験手技を身につけたり、と言ったことは決して無駄にはなりません。

例え一見無駄に思えるようなことも、どこかで繋がったりするものです。

知識についても新しく頭に入れれば良いだけです。1年前は全くついていけなかったにも関わらず、今はある程度現在の専攻の知識を蓄えているはず。

次の研究室では加速して知識を吸収すればいいだけです。

大学の専攻分野だけで将来は決まらない

また、今学んでいる研究室の方が就活に有利だから変えられない、学びたい分野のことは就活に活きるかどうか怪しい・・・という風に思っている方もいるかもしれません。

確かに就職しやすい分野、みたいなものは存在します。

しかし、あなたは他の分野に興味があるのです。今している研究じゃなくて、他に研究したい分野があるのに、今している研究の分野で就職してどうするんです?やりたくないことを何十年もしなければいけないかもしれません。

それだとやりたいと思っていたことは一生できません。

人はやった後悔よりも、やらなかった後悔の方が大きいと言います。

これは本当です。学びたい分野があるのなら、研究室を変えても全然いいのです。

もしも、あなたが他に学びたい分野がある、なんて理由じゃなくて、もっと楽な研究室に行きたいから研究室を変えたい・・・と思って迷っているのなら変えるべきです。

そもそもキツイところで続けられなくなって、大学院まで進学したのに修了できなくて中途退学、なんてことになるよりは、楽なところでそれなりにやってちゃっかり修了して、社会人になった方が全然マシです。

そもそも大学の研究室だけで職業が決まるなんてごく少数です。

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研究室での生活は大学院生にとって大部分を占めます。だからこそ、自分の居心地がいいところを求めて良いのです。

周囲の目なんて気にするな

そうは言っても同期や教員の周囲の目が気になる・・・と言う人もいるでしょう。

周囲の目なんて気にしていてもしょうがありません。

周囲の目を気にして、あなたは今の居心地があまり良くないと思っている研究室であと2年も過ごすのでしょうか。

そっちの方がはるかに辛いです。

周囲の人も自分の人生を生きるのに精一杯です。

あなたが研究室を変えたくらいでネチネチと言ってくる人は稀でしょう。

周囲の目よりもあなたがどうしたいか、その事の方がはるかに大切です。

自分の選択に自信を持ちましょう。

これで君の希少性がUPする

大学と大学院で同じ研究室を選択するのがスタンダードになっているのであれば、むしろチャンスです。

研究室を変えればあなたは周囲とは一風変わった(と言っても大学の所属する学部の中だけですが)選択をしたことになります。

今悩んでいることもそうですが、おそらく壁にぶち当たることもあるでしょう。

でもそれでいいのです。周囲には同じ境遇の人が居ないから簡単に助けを求めることもできません。

でもそれでいいのです。そんな時は図書館に行って本を読み漁りましょう。

僕は学生のときよく千田さんの本を読んで勇気付けられていました。

ぜひ図書館で探してみてください。

研究室を変えたくらいの困難よりも遥かな困難を乗り越えた人たちが本の世界にはたくさん居ます。

大多数の中に居て、同じように行動するのはラクです。

特に何も考えず、ただ周囲と合わせていれば大きな問題も起こらないし、起こったとしてもみんなが居る。そうすると大多数の中の1人が最適解を見つけてさえくれればまたそれに大多数で同調して行けばすっかり元通り。

しかしそんなことをしていては思考停止状態です。いつまで経っても自分で決意できない大人になってしまいます。

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一歩踏み出していいのです。
もし変更した先の研究室が過ごしてみたらもっと嫌だったら?そんなことを考えていてはいつまで経っても現状維持です。

その時はその時、また対策を練ればいいのです。そこでもあなたは周囲に頼らず思考することで、その他大多数と差がつきます。

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この経験が社会に出て、ひいては人生で大きく活きるのです。

チャレンジしない理由はないのです。

まとめ

いかがでしたか?

昔々のtiadに向けてまとめてみました。

挑戦して損することはありません。

例えその挑戦の理由が、立派な理由でなくとも、”楽したいから”でもいいのです。

現状から飛び出して新しい経験をすることは後々役に立ちます。

小さな挑戦を積み重ねて大きな挑戦へ。一歩踏み出して新しいことにチャレンジしよう。tiadです。 挑戦の数は決断の数。挑戦すればするほど、人生は豊かなものになると信じています。 これまでも、小さな挑戦から大...

決意した数と、その人の度量は比例します。

新たな一歩を踏み出して、人生を謳歌しましょう。

tiadでした〜。